【文庫本】田中芳樹(2017)『蛇王再臨:アルスラーン戦記13』光文社


※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。

作品情報

著者:田中芳樹
発行年月日:2017年11月20日
出版社:光文社
王都へと急ぐ女騎士・エステルら一行が雨で足止めされた町に、魔軍の怪物たちが襲来する。その窮地に現れたのが、ダリューンらパルス精鋭軍だった。ついに並び立つ十六翼将。だが、魔の山デマヴァントの地底では、蛇王ザッハークが縛めを解かれ、自由の身になろうとしていた。さらに、深傷を負ったエステルの運命は!?衝撃的展開をみせるシリーズ第十三弾! (Amazon.com より引用)


感想

★★★★☆
図書館本

エ、エステル……
そりゃ彼女がアルスラーンとくっつくようなベッタベタな展開は望んでなかったとは言え……
何も死ななくてもいいじゃんか( ;∀;)

前巻の時点では、どうせエクバターナで治療を受けて回復するんでしょ、と思っていたけど甘かった。
最後にアルスラーンに会いたいというエステルの願いが叶ったのは、せめてもの救いでしょうか。
この巻のタイトルは『蛇王再臨』だけど、私にとっては完全にエステル回。
色とりどりのお花に囲まれた表紙のエステル、綺麗だなあ。
彼女が信仰するイアルダボート神の下で安らかに眠っていることを信じるばかりです。


↓「アルスラーン戦記」シリーズ感想
『王都炎上:アルスラーン戦記1』
『王子二人:アルスラーン戦記2』
『落日悲歌:アルスラーン戦記3』
『汗血公路:アルスラーン戦記4』
『征馬孤影:アルスラーン戦記5』
『風塵乱舞:アルスラーン戦記6』
『王都奪還:アルスラーン戦記7』
『仮面兵団:アルスラーン戦記8』
『旌旗流転:アルスラーン戦記9』
『妖雲群行:アルスラーン戦記10』
『魔軍襲来:アルスラーン戦記11』
『暗黒神殿:アルスラーン戦記12』
『蛇王再臨:アルスラーン戦記13』
『天鳴地動:アルスラーン戦記14』
『戦旗不倒:アルスラーン戦記15』
『天涯無限:アルスラーン戦記16』




アルスラーン戦記


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