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【文庫本】原田ひ香(2021)『サンドの女 三人屋』実業之日本社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:原田ひ香 発行年月日:2021年2月15日 出版社:実業之日本社 朝は三女・朝日の喫茶店、昼は次女・まひるの讃岐うどん屋、夜は長女・夜月のスナック――志野原家の美人三姉妹が営む「三人屋」は、朝日の就職を機に、朝の店を終了、業態を転換することになった。朝日が出勤前に焼いたパンを使い、まひるが朝からランチ時まで売る自家製の玉子サンドイッチが、見映えも良くおいしいと大評判に。かたや長女のスナックは、ラプンツェル商店街で働き、暮らす人々のサロンとしてにぎわっている。ゲイの青年、売れない作家、女泣かせのスーパー店長など、ワケあり常連客たちが夜ごと来店、三姉妹の色恋沙汰を肴に、互いの悩みを打ち明けあったり、くだを巻いたり…悲喜こもごも、味わい深い人間模様を描く大ヒット小説『三人屋』待望の続編!心も体もくたくたな日は「三人屋」の新名物「玉子サンド」を召し上がれ! ( Amazon.com より引用)

【文庫本】井上靖(2021)『利休の死―戦国時代小説集』中央公論新社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:井上靖 発行年月日:2021年1月25日 出版社:中央公論新社 天正十年(一五八二)、武田が滅び、信長は本能寺で倒れ、それに代わった光秀が討たれ、天下は秀吉の手中へと動き出す――。桶狭間の戦い(一五六〇)から天目山の戦い、利休の死(九一)まで戦国乱世の三十年を十一篇の短篇で描く。出来事の年代順に編集した文庫オリジナル小説集。〈解説〉末國善己 ( Amazon.com より引用)