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シモネタ多めで飽きるが、刺さる話は強烈に刺さる――京極夏彦他『ひどい民話を語る会』

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面白くないわけじゃないけど… ウンコとオナラの話ばかりでさすがに飽きたな。 荒唐無稽な口承文芸「ひどい民話」は、語りのエンターテインメントだ! 「囲炉裏端にはコンプライアンスもポリティカル・コレクトネスもないんです。そして――。ひどい民話が誕生するんです」京極夏彦(「はじめに」より) 「桃太郎」の冒頭でお爺さんは柴刈りに、お婆さんは洗濯に行く。その理由とは……? メジャーな昔話の陰には数々の「ひどい民話」が埋もれている。 妖怪を愛好する面々が縦横無尽に語る、知られざる民話の世界。 全国各地から選りすぐりの民話を紹介する、伝説的トークイベント「ひどい民話を語る会」が、満を持して書籍化! 学問としても芸術としても敬遠され、表舞台からパージされてきた荒唐無稽な口承文芸「ひどい民話」は、語りのエンターテインメントだ。 ※下品な話が苦手な方はご遠慮ください。 ( Amazon.com より引用) 作品情報 『ひどい民話を語る会』 著者:京極夏彦、多田克己、村上健司、黒史郎 発行年月日:2022年10月28日 出版社:KADOKAWA

地方社会の閉鎖性を浮き彫りにする一冊――窪田新之助『対馬の海に沈む』

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ノンフィクションを読み終えて、「うわ、マジか」と声が漏れた作品は久しぶりでした。 人口わずか3万人の長崎県の離島で、日本一の実績を誇り「JAの神様」と呼ばれた男が、自らが運転する車で海に転落し溺死した。44歳という若さだった。彼には巨額の横領の疑いがあったが、果たしてこれは彼一人の悪事だったのか………? 職員の不可解な死をきっかけに、営業ノルマというJAの構造上の問題と、「金」をめぐる人間模様をえぐりだした、衝撃のノンフィクション。 ( Amazon.com より引用) 作品情報 『対馬の海に沈む』 著者:窪田新之助 発行年月日:2024年12月10日 出版社:集英社

日本人はもっと魚を食べよう――川本大吾『美味しいサンマはなぜ消えたのか?』

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子どものころ、間違ってサンマのはらわたを食べてしまったせいで、大のサンマ嫌いになった私。 小骨も多くて食べにくいし、どうしてこんな魚が秋の味覚として人気なのかサッパリ理解できなかったなー。 大人になってようやく美味しさが分かるようになったというのに、肝心の「美味しいサンマ」は消えてしまったという… 深刻な大不漁、超高値、外国産のシェア拡大――。取材歴30年以上の「さかな記者」が明かす、日本の漁業・水産業が衰退している訳。 ( Amazon.com より引用) 作品情報 『美味しいサンマはなぜ消えたのか?』 著者:川本大吾 発行年月日:2023年12月20日 出版社:文藝春秋

【単行本】久坂部羊(2017)『院長選挙』幻冬舎

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:幻冬舎 発行年月日:2017年8月25日 出版社:幻冬舎 国立大学病院の最高峰、天都大学医学部付属病院。その病院長・宇津々覚が謎の死を遂げる。「死因は不整脈による突然死」という公式発表の裏では自殺説、事故説、さらに謀殺説がささやかれていた。新しい病院長を選ぶべく院長選挙が近く病院内で開かれる。候補者は4人の副院長たち。「臓器のヒエラルキー」を口にして憚らない心臓至上主義の循環器内科教授・徳富恭一。手術の腕は天才的だが極端な内科嫌いの消化器外科教授・大小路篤郎。白内障患者を盛大に集め手術し病院の収益の4割を上げる眼科教授・百目鬼洋右。古い体制の改革を訴え言いにくいこともバンバン発言する若き整形外科教授・鴨下徹。4人の副院長の中で院長の座に就くのは誰か?まさに選挙運動の真っ盛り、宇津々院長の死に疑問を持った警察が動き出した…。 ( Amazon.com より引用)

【新書】川村裕子(2016)『装いの王朝文化』KADOKAWA

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:川村裕子 発行年月日:2016年7月25日 出版社:KADOKAWA 王朝の人々は、TPOにあわせて変幻自在に衣服を使い分けていた。またそれは、『源氏物語』や『蜻蛉日記』などの作品のなかで、着用している様子が描かれるだけではなく、他人に贈ったり、わが子のために裁縫したりと、様々な場面を演出する記号として描かれてきた。そんな装束の記号性を頼りに古典作品を読み解き、新たな解釈を提示。古典の読み解きの楽しさを味わう。 ( Amazon.com より引用)

【文庫本】菊池寛(2021)『受難華』中央公論新社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:菊池寛 発行年月日:2021年1月25日 出版社:中央公論新社 井の頭公園で〈秘密の結婚〉をする照子、道ならぬ恋に胸を焦がす寿美子、結婚後に夫の秘め事を知る桂子。女学校の仲良し三人組の恋愛と結婚に、思いもよらぬ試練が次々とふりかかる――。 「低級でも善良」な夫を愛せるか?自分を欺いた夫を許せるか?怒濤の昼ドラ的展開で読者を魅了し絶大な人気を博した、『真珠夫人』をしのぐ大正エンターテインメントの傑作。〈解説〉酒井順子 ( Amazon.com より引用)

【単行本】梶井基次郎+げみ(2017)『檸檬』立東舎

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:梶井基次郎 絵:げみ 発行年月日:2017年7月20日 出版社:立東舎 梶井基次郎の『檸檬』が、書籍の装画やCDジャケットなどで活躍し、幅広い世代から支持を得ているイラストレーター・げみによって、鮮やかに現代にリミックス。不朽の名作が、いま新たによみがえる。人気シリーズ「乙女の本棚」の第4弾が登場。 ( Amazon.com より引用)

【単行本】加藤雅彦(2005)『<新装版>図説 ヨーロッパの王朝』(ふくろうの本)河出書房新社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:加藤雅彦 発行年月日:2005年2月28日 出版社:河出書房新社 ヨーロッパの歴史は「王朝」なしには語れない。王朝時代の歴史ドラマや華麗な遺産を国別に網羅。現代のEU、日本の皇室を考える上でも必須の一冊。 ( Amazon.com より引用)

【単行本】久坂部羊(2020)『怖い患者』集英社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:久坂部羊 発行年月日:2020年4月10日 出版社:集英社 いくつもの病院を渡り歩くドクターショッピング、快適なはずの介護施設で起こるおそろしい争い…現役医師がおくる、強烈にブラックな短編集!全5編。 ( Amazon.com より引用)

【単行本】北野佐久子(2019)『イギリスのお菓子とごちそう―アガサ・クリスティーの食卓』二見書房

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:北野佐久子 発行年月日:2019年4月25日 出版社:二見書房 ポアロ、マープルなどアガサ・クリスティー作品に登場するお菓子からイギリス文化を学ぶ。貴重な写真満載。レシピ付き。 ( Amazon.com より引用)