【単行本】北野佐久子(2019)『イギリスのお菓子とごちそう―アガサ・クリスティーの食卓』二見書房
※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。
作品情報
著者:北野佐久子発行年月日:2019年4月25日
出版社:二見書房
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感想
★★★☆☆図書館本
「アガサ・クリスティーの食卓」という副題に惹かれて読んでみました。
面白かったんだけど……ちょっと想像してたのとは違ったかな。
筆者のイギリス留学時代の思い出話が主な内容で、クリスティー作品に登場する料理の解説はあくまでエッセイの導入、といった感じ。
作中に出てくる食卓を再現するようなものを期待していたので、その点は残念でした(^^;)
逆に言えば、クリスティー作品を全然知らなくても楽しめます。現に私がそう。
この本はカラー写真がとにかく豊富で、美味しそうなお菓子や料理、お洒落な食器などの写真は眺めているだけで気分が上がりました。
表紙のアップルパイにスコーン、プディング……絶対美味しいよね♪
筆者によると、イギリスのお菓子はバターやクリームがたっぷり使われているらしく、想像しただけでも食欲がそそられます。甘いもの大好きなので(^^)
レシピ付きなので、自分でもこの本のお菓子を作ってみるつもり~。
ポアロやマープル気分が味わえるかも??笑
「ほんもののシードケーキ」が良いなと思ったので、次に読むクリスティー作品は『バートラム・ホテルにて』にしようかしら。
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アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』(クリスティー文庫80)
アガサ・クリスティー原作,マイケル・モートン脚本『アリバイ』(海外ミステリ叢書「奇想天外の本棚)
北野佐久子(2019)『イギリスのお菓子とごちそう―アガサ・クリスティーの食卓』