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【単行本】中山七里(2011)『要介護探偵の事件簿』宝島社

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要介護探偵の事件簿 ※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:中山七里 発行年月日:2011年10月21日 出版社:宝島社 反骨精神をモットーとする香月玄太郎は、不動産会社を興し一代で成功を収めた社長。下半身が不自由で「要介護」認定を受けている老人だが、頭の回転が早く、口が達者。ある日、彼の分譲した土地で建築中の家の中から、死体が発見された。完全密室での殺人。お上や権威が大嫌いな玄太郎は、警察が頼りにならないと感じ、介護者のみち子を巻き込んで犯人捜しに乗り出す! ほか、高齢者ばかりを狙う通り魔の謎や、銀行強盗犯との対決など、要介護探偵の名推理が冴え渡る連作短編集。 ( Amazon.com より引用)

【文庫本】中山七里(2011)『おやすみラフマニノフ』宝島社

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おやすみラフマニノフ (宝島社文庫) ※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:中山七里 発行年月日:2011年9月20日 出版社:宝島社 秋の演奏会を控え、第一ヴァイオリンの主席奏者である音大生の晶は初音とともに、プロへの切符をつかむために練習に励む。しかし完全密室で保管される、時価2億円のチェロ、ストラディバリウスが盗まれた。彼らの身にも不可解な事件が次々と起こり……。ラフマニノフの名曲とともに明かされる驚愕の真実!美しい音楽描写と緻密なトリックが奇跡的に融合した人気の音楽ミステリー。 ( Amazon.com より引用)

【文庫本】ツルゲーネフ(1982)『はつ恋』(神西清訳)新潮社

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はつ恋 ※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:ツルゲーネフ 訳者:神西清 発行年月日:1982年1月30日 出版社:新潮社 16歳のヴラジーミルは、別荘で零落した公爵家の年上の令嬢ジナイーダと出会い、初めての恋に気も狂わんばかりの日々を迎えるが、ある夜、ジナイーダのところへ忍んで行く父親の姿を目撃する……。青春の途上で遭遇した少年の不思議な“はつ恋”のいきさつは、作者自身の一生を支配した血統上の呪いに裏づけられて、無気味な美しさを奏でている。恋愛小説の古典に数えられる珠玉の名作。 ( Amazon.com より引用)

【単行本】伊吹有喜(2012)『なでし子物語』ポプラ社

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なでし子物語 ※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:伊吹有喜 発行年月日:2012年11月10日 出版社:ポプラ社 いじめに遭っている少女・耀子、居所のない思いを抱え過去の思い出の中にだけ生きている未亡人・照子、生い立ちゆえの重圧やいじめに苦しむ少年・立海。三人の出会いが、それぞれの人生を少しずつ動かし始める。言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。 ( Amazon.com より引用)

【単行本】岩崎淑(2011)『ピアニストの毎日の基礎練習帳』春秋社

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ピアニストの毎日の基礎練習帳 ※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:岩崎淑 行年月日:2011年4月30日 出版社:春秋社 1日15分、この練習を続けてみてください。初心者から大人の学習者まで。ピアノを教える先生方へ。プロ・アマ問わず、舞台でピアノを弾く人へ。第一線で活躍のプロ・ピアニストが実践する、毎日の基礎練習を公開。 短時間で効果のあがる「弾ける指づくり」と、楽しみながらピアノを続けていける方法をお伝えします。 ( Amazon.com より引用)

【単行本】中山七里(2010)『さよならドビュッシー』宝島社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:中山七里 発行年月日:2010年1月22日 出版社:宝島社 ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女の人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する――。 ( Amazon.com より引用)

【単行本】村田沙耶香(2016)『コンビニ人間』文藝春秋

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:村田沙耶香 発行年月日:2016年7月30日 出版社:文藝春秋 36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。第155回芥川賞受賞。 ( Amazon.com より引用)

【文庫本】三好昌子(2017)『京の縁結び 縁見屋の娘』宝島社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:三好昌子 発行年月日:2017年3月18日 出版社:宝島社 「縁見屋の娘は祟りつき。男児を産まず二十六歳で死ぬ」――江戸時代、京で口入業を営む「縁見屋」の一人娘のお輪は、母、祖母、曾祖母がみな二十六歳で亡くなったという「悪縁」を知り、自らの行く末を案じる。謎めく修行者・帰燕は、秘術を用いて悪縁を祓えるというが……。縁見屋の歴史と四代にわたる呪縛、そして帰燕の正体。息を呑む真実がすべてを繫ぎ、やがて京全土を巻き込んでいく。 ( Amazon.com より引用)

【文庫本】島田荘司(1987)『占星術殺人事件』講談社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:島田荘司 発行年月日:1987年7月15日 出版社:講談社 怪事件は、ひとりの画家の遺書から始まった。その内容は、6人の処女から肉体各部をとり、星座に合わせて新しい人体を合成する、というもの。画家は密室で殺された。そして1カ月後には、6人の若い女性が行方不明のあげくバラバラ死体となって…。奇想天外の構想、トリックで名探偵御手洗潔をデビューさせた、衝撃的傑作。 ( Amazon.com より引用)

【文庫本】綾辻行人(1993)『人形館の殺人』講談社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:綾辻行人 発行年月日:1993年5月15日 出版社:講談社 巧みな構成、鮮やかな結末!戦慄の長編 亡父が残した京都の邸「人形館」に飛龍想一が移り住んだその時から、驚倒のドラマが開始した!邸には父の遺産というべき妖しい人形たちが陣取り、近所では通り魔殺人が続発する。やがて想一自身にも姿なき殺人者がしのび寄る!名探偵島田潔と謎の建築家中村青司との組合せが生む館シリーズ最大の戦慄。 ( 講談社 公式サイトより引用)

【文庫本】綾辻行人(1992)『迷路館の殺人』講談社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:綾辻行人 発行年月日:1992年9月15日 出版社:講談社 奇怪な迷路の館に集合した4人の作家が、館を舞台にした推理小説の競作を始めたとたん、惨劇が現実に起きた!完全な密室と化した地下の館で発生する連続殺人の不可解さと恐怖。逆転また逆転のスリルを味わった末に読者が到達する驚愕の結末は?気鋭が異色の構成で挑む野心的な長編本格ミステリー。 ( 講談社 公式サイトより引用)

【文庫本】綾辻行人(1992)『水車館の殺人』講談社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:綾辻行人 発行年月日:1992年3月15日 出版社:講談社 古城を思わせる異形の建物「水車館」の主人は、過去の事故で顔面を傷つけ、常に仮面をかぶる。そして妻は幽閉同然の美少女。ここにうさんくさい客たちが集まった時点から、惨劇の幕が開く!密室から男が消失したことと、1年前の奇怪な殺人とは、どう関連するか?驚異の仕掛けをひそませた野心作。 ( 講談社 公式サイトより引用)