【文庫本】三好昌子(2017)『京の縁結び 縁見屋の娘』宝島社
※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。
作品情報
著者:三好昌子発行年月日:2017年3月18日
出版社:宝島社
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感想
★☆☆☆☆図書館本
えっと…『このミステリーがすごい!』大賞にて優秀賞を受賞した作品、だそうですが…
ミステリー?これが?
時代もののファンタジーじゃなくて?
ミステリー小説のつもりで読み始めたのに、天狗が出てきたり魂が実体を抜け出したりして、何じゃそらって感じ。
「男児を産まず二十六歳で死ぬ」という祟りも、誰かが毒を盛ったとかいうわけでもなく本当にただの祟りでガッカリ。
しかも謎解き(と言っていいのか?)に恋愛要素、親子の情、仇討ち…と、いろいろ詰め込みすぎだし、途中から登場人物増えすぎて誰が誰だか分からなくなったし(これは私がちゃんと読んでないからかもしれないけど)。
ファンタジー小説として読んでもつまらなかったです。
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