【単行本】岩崎淑(2011)『ピアニストの毎日の基礎練習帳』春秋社
※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。
作品情報
著者:岩崎淑行年月日:2011年4月30日
出版社:春秋社
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感想
★★★★☆図書館本
普段は小説を読んでいますが、たまには実用書(?)も。
最近NHKで再放送しているアニメ『ピアノの森』の影響で、ピアノの練習を10年ぶりに再開した私。
(高校卒業までピアノ教室に通っていましたが、現在は独学です。)
レッスンを辞めてからは、弾きたい曲を自由に弾く……という感じでたまーに弾いていたのですが。
ずっと基礎練習はせずに、これまでに習った曲をなんとなーくおさらいしていただけなので、いざアニメに出てくるような曲(ショパンとか)を弾こうとしても思うように指が動かないのです。
そこでこの『ピアニストの毎日の基礎練習帳』を読んでみたのですが……
すっごく勉強になったし面白かったです!
プロのピアニストがどんな練習をしているのか。
この本の前半には、著者の岩崎さんおすすめの練習法が載っていて、確かにこれをきっちりやれば力がつくだろうなーって感じ。
子どものころは練習嫌いでツェルニーなんてほとんど練習しなかったので、今とても後悔しています(汗)
後半は岩崎さんのエッセイ(?)なのですが、ここでもやはり基礎が大事なんだなーと思い知ることになりました。
名教師、名演奏家と呼ばれる人たちでも、ハノン等の基礎練習を怠らず、常に勉強を続けているなんて……!
今さらピアニストになりたいとか音大に進みたいとは思いませんが、やはり私もピアノ好きの一人として、もっと上手になりたいという思いはあります。
趣味のピアノだからといって基礎練習を疎かにしてはいけないと改めて感じました。
↓ピアノ弾きさんなら音楽ミステリーはいかが?(^^)
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