【文庫本】田中芳樹(2014)『風塵乱舞:アルスラーン戦記6』光文社


※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。

作品情報

著者:田中芳樹
発行年月日:2014年6月20日
出版社:光文社
城に帰還した父王アンドラゴラスの命により、事実上追放の身となったアルスラーン。五万の兵を集めるまでは帰れぬ運命となった。つき従うのは、ダリューン、ナルサスをはじめとしたわずか七人の側近のみ。一行はパルス随一の港町ギランへ―。そこで待ち受けていたのは、海上商人を脅かす海賊たちとの戦いだった。新たな冒険の始まりに胸躍るシリーズ第六弾! (Amazon.com より引用)


感想

★★★★★
図書館本

アニメ第2期のタイトルにもなっている『風塵乱舞』。
アンドラゴラス王の下を事実上追放されたアルスラーンが港町ギランを拠点に体制を整え、いよいよ王都奪還に向けて動き出すまでを描いた巻ですが……。
アニメはここで終わっちゃって、かなり消化不良な感じ。第3期やらないのかなあ( ;∀;)

そして王都奪還へ乗り出すのはアルスラーンだけでなく、アンドラゴラス王も。
池澤春菜さんの解説にあった「前巻の終わり方を考えれば、敵だけどどこか憎めない苦労人ギスカールより、アンドラゴラスの方が立派に敵っぽいですけどね。」には笑いました。
うんうん、私もそう思う(笑)
作中一の苦労人はギスカールだと思っていたけど、キシュワードもなかなか辛い立場に置かれてしまいましたね(^^;)

クバードの人生における信条は素晴らしい!私も彼に倣うことにしよう(笑)
成功すればおれの功績。失敗すれば運命の罪



↓「アルスラーン戦記」シリーズ感想
『王都炎上:アルスラーン戦記1』
『王子二人:アルスラーン戦記2』
『落日悲歌:アルスラーン戦記3』
『汗血公路:アルスラーン戦記4』
『征馬孤影:アルスラーン戦記5』
『風塵乱舞:アルスラーン戦記6』
『王都奪還:アルスラーン戦記7』
『仮面兵団:アルスラーン戦記8』
『旌旗流転:アルスラーン戦記9』
『妖雲群行:アルスラーン戦記10』
『魔軍襲来:アルスラーン戦記11』
『暗黒神殿:アルスラーン戦記12』
『蛇王再臨:アルスラーン戦記13』
『天鳴地動:アルスラーン戦記14』
『戦旗不倒:アルスラーン戦記15』
『天涯無限:アルスラーン戦記16』




アルスラーン戦記


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