【文庫本】篠原悠希(2019)『妖星は闇に瞬く:金椛国春秋』KADOKAWA


※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。

作品情報

著者:篠原悠希
発行年月日:2019年7月25日
出版社:KADOKAWA
死の砂漠から金椛帝都への帰路で、仲間の裏切りにあい、新興の戴雲国に囚われてしまった星遊圭。命の危機を脱し、帝都へ戻る方法を探すが、言葉も通じず四苦八苦。しかし少年王の教育係となり、母妃の奇病を治したことで道が開ける。ところが金椛国と敵対する大国・朔露の使者が、戴雲国に味方につけと迫ってきて事態は一変。一方、辺境の地で役人を務める宦官の玄月にも不穏な気配が…。傑作中華ファンタジー、劇的展開! (Amazon.com より引用)



感想

★★★★☆
図書館本

もしやもしや……
小月って蔡才人だったりする!?
前巻で蔡才人が薔薇の香りをまとっていた気がするんだけど、もう図書館に返してしまったから確認できないなあ。

そして慈仙はやっぱり悪者だったかあ。
っていうか、慈仙は皇帝に報告するならちゃんと遊圭の生死を確かめてからにしなさいよ!詰めが甘い!(笑)
まあ遊圭は主人公だからこんなところでは死なないわけですが。
いつもは冷静沈着な玄月でも、焦ったり恐れたりすることも分かって、彼にも人間らしい一面があるんだとホッとしたり。

ルーシャンの正体と裏切りフラグだとか、再会を果たした遊圭と明々の今後だとか、気になることは盛りだくさんですが、今回は天狗にやられたー!って感じ。
賢王が見かけたという仔熊が天狗だと思っていたのに、実は成熊の大きさまで成長していて、しかも遊圭を守って死ぬなんて( ;∀;)

……とショックを受けていたら、やっぱり賢王が見かけた仔熊のほうが天狗だったというオチ(ですよね?)。
いずれ玄月をはじめツンクァや翔皇太子、芭楊に譲渡されるであろう天狗の仔が、各国・各人を結びつける友好の証になるのかな。



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↓「金椛国春秋シリーズ」感想
『後宮に星は宿る』
『後宮に月は満ちる』
『後宮に日輪は蝕す』
『幻宮は漠野に誘う』
『青春は探花を志す』
『湖宮は黄砂に微睡む』
『妖星は闇に瞬く』
『鳳は北天に舞う』
『臥竜は漠北に起つ』
『比翼は万里を翔る』
外伝『月下氷人』





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