【単行本】ロバート・キヨサキ(2013)『金持ち父さんのお金を自分のために働かせる方法』(井上純子訳)青春出版社



※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。

作品情報

著者:ロバート・キヨサキ
訳者:井上純子
発行年月日:2013年1月5日
出版社:青春出版社
低金利こそ最大のチャンス!キャピタルゲインよりキャッシュフロー投資を!「金持ちのように考える」最初の一歩の踏み出し方。-不動産バブル、リーマンショックの予言者が、迫りつつある危機と、いかに備えるべきかを語った。震災後の日本の読者への「スペシャル・メッセージ」収録。 (Amazon.com より引用)




感想

★★★☆☆
図書館本

私、ちょこっとですが株やってましてね。
auカブコム証券の河合達憲さんが、オンラインセミナーで投資初心者にオススメの本として『金持ち父さん貧乏父さん』を紹介していたので、私も読んでみようと図書館で探してみたのですが
貸出中だったので、とりあえず図書館にあった同シリーズの本を読んでみることにしました。(「金持ち父さん」シリーズ、たくさんあるのね〜。)

投資のハウツー本かな?と思って読み始めましたが、そうではなく。
「金持ちの考え方」を学べる本でした。

著者のロバート・キヨサキ氏は不動産投資で成功した人。
お金のために自分が働くのではなく、「お金を自分のために働かせる」のが、彼をはじめとするお金持ちの考え方だと書かれていました。
いいですよね、不労所得。憧れるわー。

そして著者は、「ファイナンシャル教育」を身につけろ、と繰り返し説いていました。
労働者はファイナンシャルIQが低いために金持ちに搾取され続け、ファイナンシャル教育を受けた金持ちはどんどん豊かになっていく……
悲しいけど現実ってそんなもん。

コロナ禍のせいもあり、今や世界全体で経済は崖っぷち状態。
だからこそファイナンシャル教育で身を固め、自分のお金を自分でコントロールし、生き残らなければならないわけですね。
「政府にあなたや私を救うことはできない。あなたを救えるのは、あなた自身だけだ。」という言葉に、うんうん、と何度も頷きました!
弱小個人の私に著者の真似は難しいけど、こういうのは心構えが大事なのでね!

お金持ちになりたーーい!笑




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↓「金持ち父さんシリーズ」感想
『<改訂版>金持ち父さん貧乏父さん―アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントー経済的自由があなたのものになる』
『金持ち父さんのお金を自分のために働かせる方法』





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