【単行本】麻耶雄嵩(2010)『貴族探偵』集英社



※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。

作品情報

著者:麻耶雄嵩
発行年月日:2010年5月30日
出版社:集英社
召使が推理、貴族が解決、本格愛好家へ贈る、ディテクティブ・ミステリーの傑作。 (Amazon.com より引用)




感想

★★★☆☆
図書館本

嵐の相葉くん主演の、2017年の月9ドラマ『貴族探偵』の原作小説。
ドラマは「なんじゃコレ」と思いながらも、相葉くんが好きなもんで毎週見ていたな~。
そのうち原作小説も読もうと思っていたのに、ドラマが終わってから3年も経ってしまいました(^^;)

ドラマはコメディ色強めだった印象があるけど、小説の方はちゃんとした(?)ミステリーで面白かったです。
この本は5つの短編から成っていて、Wikipedia によると全部ドラマ化されているようなのですが……
「加速度円舞曲」「春の声」は確かにドラマで見た記憶がありますが、他の3つは全然覚えてないや。

私は叙述トリック大好きだから、「こうもり」が一番面白かったかな。
しっかり騙されましたよー!ずっと絵美の彼氏=貴生川だと思っていました。
仕掛けが分かってから読み直すと、ランチの場面とかニヤニヤしてしまう(笑)
でもこの話、どうやって映像化したんだろう?めちゃくちゃ気になる。



続編の『貴族探偵対女探偵』も面白かったです♪



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