【文庫本】田中芳樹(2007)『銀河英雄伝説4 策謀篇』東京創元社


※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。

作品情報

著者:田中芳樹
発行年月日:2007年8月24日
出版社:東京創元社
第三勢力フェザーンに操られた門閥貴族の残党が七歳の皇帝を誘拐、自由惑星同盟の協力を得て帝国正統政府樹立を宣した。だが、フェザーン高官と密約を交わしていたラインハルトはこの状況を逆手に取り、フェザーン回廊を通って同盟へ大進攻することを目論む。その真意を見抜きながらもイゼルローン防衛から動けぬヤンと、帝国軍の双璧の一人ロイエンタールの死闘が幕を開けた。 (Amazon.com より引用)


感想

★★★☆☆
図書館本

図書館の返却期限が迫っているので簡単感想で。

帝国の幼帝エルウィン・ヨーゼフが誘拐されてしまいました。
これにより帝国は同盟に侵攻する大義名分を手に入れたわけですが……
そのためにラインハルトは、またも無実の人を犠牲にしたのでした。
本当に、キルイヒアイスが生きていたら……と思わずにはいられない。


行こうか、キルヒアイス、おれとお前の宇宙を手にいれるために


ラインハルトはどこに行こうとしているんだろう。
切ないなあ。


↓「銀河英雄伝説」シリーズ感想
『銀河英雄伝説1 黎明篇』
『銀河英雄伝説2 野望篇』
『銀河英雄伝説3 雌伏篇』
『銀河英雄伝説4 策謀篇』
『銀河英雄伝説5 風雲篇』
『銀河英雄伝説6 飛翔篇』



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