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11月, 2020の投稿を表示しています

【単行本】椰月美智子(2020)『純喫茶パオーン』角川春樹事務所

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:椰月美智子 発行年月日:2020年8月18日 出版社:角川春樹事務所 創業50年(おおよそ)の喫茶店「純喫茶パオーン」。トレイを持つ手がいつも小刻みに震えているのに、グラスにたっぷり、表面張力ギリギリで運ぶ「おじいちゃんの特製ミルクセーキ」と、どんなにお腹がいっぱいでも食べたくなっちゃう「おばあちゃんの魔法のナポリタン」が看板メニューだ。その店主の孫である「ぼく」が小学5年・中学1年・大学1年の頃にそれぞれ出会う不思議な事件と、人生のちょっとした真実。 ( Amazon.com より引用)

【文庫本】篠原悠希(2020)『鳳は北天に舞う:金椛国春秋』KADOKAWA

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:篠原悠希 発行年月日:2020年1月25日 出版社:KADOKAWA 命からがら帰京した遊圭。婚約者の明々と再会できたら、待望の祝言を、と思いきや。遊圭を裏切り窮地に陥れた王慈仙の裁判が始まり、彼は罪状を全て否認。歯がゆい展開に加え、今度は後宮で大事件が。遊圭の恩人・蔡才人がある禁忌を犯し、立場が危うくなったのだ。彼女を支えるため、明々は後宮に滞まることに。一方遊圭は、蔡才人の叔父の蔡大官から、戦火の続く西域へ同行してほしいと懇願され…。傑作中華ファンタジー! ( Amazon.com より引用)

【文庫本】彩図社文芸部編(2020)『文豪たちが書いた怪談』彩図社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 編纂:彩図社文芸部 発行年月日:2020年8月7日 出版社:彩図社 本書には、12人の名だたる文豪たちによる怪談が13作品収録されています。例えば、女優の体に人面の腫物が現れるという奇怪な映画を扱った『人面疽』(谷崎潤一郎)や、幻想的な筆致で人間の狂気を描いた『沼』(芥川龍之介)、グロテスクな食人嗜好小説『悪魔の舌』(村山槐多)、鏡の世界に囚われた男の物語を独特の文体で綴る『鏡地獄』(江戸川乱歩)……など、どれも違った「怖さ」が迫ってくる作品です。文豪たちが誘う、美しくも恐ろしい小説世界をご堪能いただければ、編者にとってこれに勝る喜びはありません。 ( Amazon.com より引用)

【文庫本】篠原悠希(2019)『妖星は闇に瞬く:金椛国春秋』KADOKAWA

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:篠原悠希 発行年月日:2019年7月25日 出版社:KADOKAWA 死の砂漠から金椛帝都への帰路で、仲間の裏切りにあい、新興の戴雲国に囚われてしまった星遊圭。命の危機を脱し、帝都へ戻る方法を探すが、言葉も通じず四苦八苦。しかし少年王の教育係となり、母妃の奇病を治したことで道が開ける。ところが金椛国と敵対する大国・朔露の使者が、戴雲国に味方につけと迫ってきて事態は一変。一方、辺境の地で役人を務める宦官の玄月にも不穏な気配が…。傑作中華ファンタジー、劇的展開! ( Amazon.com より引用)

【単行本】村上リコ(2017)『図説 英国社交界ガイド:エチケット・ブックに見る19世紀英国レディの生活』(ふくろうの本)河出書房新社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:村上リコ 発行年月日:2017年1月30日 出版社:河出書房新社 訪問、カード、茶会、正餐、舞踏会…19世紀の英国で、中流階級のレディが「エチケット」を武器に乗り出した社交生活。礼儀ともてなしの壁の向こうに彼女たちが見たものは? ( Amazon.com より引用)