【文庫本】泡坂妻夫(1993)『乱れからくり』東京創元社

乱れからくり (創元推理文庫)



※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。

作品情報

著者:泡坂妻夫
発行年月日:1993年9月24日
出版社:東京創元社
玩具会社部長の馬割朋浩は隕石に当たるという奇禍で命を落とす。その葬儀も終えぬ内に彼の幼児が睡眠薬を過って飲み死亡する。さらに馬割家の人々のあいだで不可解な死が連続して……。ねじ屋敷と呼ばれる馬割家の庭に造られた巨大迷路に隠された一族の謎とは?伝法肌の女性探偵と新米助手の活躍が楽しい、日本推理作家協会賞受賞作。 (Amazon.com より引用)



感想

★★★☆☆
図書館本

これも『イニシエーション・ラブ』に登場した泡坂妻夫作品。
真棹を犯人だと思い込んだ敏夫の暴走っぷりにちょっと引いた( ̄▽ ̄)
もしかして真犯人は敏夫で、真棹を殺すつもりなんじゃ……!と疑ってしまいました。全然違ったけど(笑)

死人が犯人というミステリーは初めて読んだかも!
登場してすぐに死んだ人が犯人だとはなかなか思わないですよねー。
隕石落下による死亡って、えらくぶっ飛んだ設定にするんだなーとしか思わなかったですもん(^^;)

『11枚のとらんぷ』でも感じたことだけど、からくりの部分は映像で見たいな。
正直、私の頭ではあまり理解できてないです。



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