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【単行本】夏山かほる(2021)『源氏五十五帖』日経BP、日本経済新聞出版本部

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:源氏五十五帖 発行年月日:2021年2月10日 出版社:日経BP、日本経済新聞出版本部 不朽の名作「源氏物語」は実は未完であり、秘された最後の一帖は時の最高権力者を窮地に陥れる物語ではないか。生前の紫式部が存在を秘して没した「五十五帖」とは果たして……宮中の陰謀に物語が切り結ぶ時をスリリングに描き、多くの書評に取り上げられた昨年の第11回日経小説大賞受賞作『新・紫式部日記』には続編があった。「源氏物語」に残された最大の謎という大胆不敵なフィクションである。主人公は菅原孝標女(作中では、更級)。藤原道長から「五十五帖」の探索を命じられるが、同行を命じられるのが宮中に仕えていた紫式部の娘、賢子。田舎育ちで父から与えられる物語に耽溺して成長した更級と、物語づくりに忙しい母にかまってもらえなかった賢子が幻の「源氏物語」を探していく過程で、紫式部がどういう人間であったか、「源氏物語」はいったいどのような物語であったかが浮き彫りにされていく。豊かな学識から紡ぎ出された"古典文学ミステリー"の秀作である。 ( Amazon.com より引用)

【単行本】石倉昇(2002)『ヒカルの碁勝利学』集英社インターナショナル

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:石倉昇 発行年月日:2002年5月29日 出版社:集英社インターナショナル 漫画「ヒカルの碁」の爆発的人気により、その面白さ、教育的価値などが見直されている中、「勝つ」ということの意味、「勝つ」には何が必要かを説き明かす。囲碁の楽しさプラス勝つことの意味合いを語る人生勝利学の本。 ( Amazon.com より引用)

【文庫本】菊池仁編(2020)『朝日文庫時代小説アンソロジー:江戸旨いもの尽くし』朝日新聞出版

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 編著:菊池仁 著者:今井絵美子、宇江佐真理、梶よう子、北原亞以子、坂井希久子、平岩弓枝、村上元三 発行年月日:2020年10月30日 出版社:朝日新聞出版 将軍家の御膳所で働く宗十郎は過ちを叱責した上役を逆恨みする「御膳所御台所」、大好物の鮓をもらった飯炊きの作兵衛は、我慢できず一つ食べ…「こはだの鮓」、江戸の味に馴染めない新妻のために居酒屋ぜんやのお妙が出した絶品料理「六花」など、心温まる傑作料理短編集。 ( Amazon.com より引用)

【単行本】梶井基次郎+げみ(2017)『檸檬』立東舎

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:梶井基次郎 絵:げみ 発行年月日:2017年7月20日 出版社:立東舎 梶井基次郎の『檸檬』が、書籍の装画やCDジャケットなどで活躍し、幅広い世代から支持を得ているイラストレーター・げみによって、鮮やかに現代にリミックス。不朽の名作が、いま新たによみがえる。人気シリーズ「乙女の本棚」の第4弾が登場。 ( Amazon.com より引用)