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6月, 2019の投稿を表示しています

【文庫本】村上春樹(2015)『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』文藝春秋

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:村上春樹 発行年月日:2015年12月10日 出版社:文藝春秋 多崎つくる、鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。何の理由も告げられずに――。死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。 全米第一位にも輝いたベストセラー! ( Amazon.com より引用)

【文庫本】綾辻行人(2007)『十角館の殺人<新装改訂版>』講談社

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:綾辻行人 発行年月日:2007年10月16日 出版社:講談社 十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! 1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。 ( 講談社 公式サイトより引用)

【文庫本】阿部智里(2014)『烏に単は似合わない』文藝春秋

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:阿部智里 発行年月日:2014年6月10日 出版社:文藝春秋 松本清張賞を最年少で受賞、そのスケール感と異世界を綿密に組み上げる想像力で選考委員を驚かせた期待のデビュー作は、壮大な時代設定に支えられた時代ファンタジーです。人間の代わりに「八咫烏」の一族が支配する世界「山内」では、世継ぎである若宮の后選びが今まさに始まろうとしていた。朝廷での権力争いに激しくしのぎを削る四家の大貴族から差し遣わされた四人の姫君。春夏秋冬を司るかのようにそれぞれの魅力を誇る四人は、世継ぎの座を巡る陰謀から若君への恋心まで様々な思惑を胸に后の座を競い合うが、肝心の若宮が一向に現れないまま、次々と事件が起こる。侍女の失踪、謎の手紙、後宮への侵入者……。峻嶮な岩山に贅を尽くして建てられた館、馬ならぬ大烏に曳かれて車は空を飛び、四季折々の花鳥風月よりなお美しい衣裳をまとう。そんな美しく華やかな宮廷生活の水面下で若宮の来訪を妨害し、后選びの行方を不穏なものにしようと企んでいるのは果たして四人の姫君のうち誰なのか? 若宮に選ばれるのはいったい誰なのか?あふれだすイマジネーションと意外な結末――驚嘆必至の大型新人登場! ( Amazon.com より引用)

【単行本】阿部智里(2019)『発現』NHK出版

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:阿部智里 発行年月日:2019年1月30日 出版社:NHK出版 物語は時空を超え、常識を凌駕する。平成と昭和、二つの時代で起こった不可解な事件。真相を求めて近づこうとする者たちを嘲笑うかのように謎は深まり、ほの暗い闇がひたひたと迫りくる。運命に導かれるようにしてたどり着いた先に待ち受けるのは、光明か絶望か。鬼才・阿部智里の圧倒的な筆力と壮大なスケール感で、ジャンルをクロスして描く渾身作! ( Amazon.com より引用)

【単行本】乾くるみ(2004)『イニシエーション・ラブ』原書房

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※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:乾くるみ 発行年月日:2004年4月5日 出版社:原書房 僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。 ( Amazon.com より引用)