【文庫本】村上春樹(2015)『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』文藝春秋
※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:村上春樹 発行年月日:2015年12月10日 出版社:文藝春秋 多崎つくる、鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。何の理由も告げられずに――。死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。 全米第一位にも輝いたベストセラー! ( Amazon.com より引用)