地方社会の閉鎖性を浮き彫りにする一冊――窪田新之助『対馬の海に沈む』
ノンフィクションを読み終えて、「うわ、マジか」と声が漏れた作品は久しぶりでした。 人口わずか3万人の長崎県の離島で、日本一の実績を誇り「JAの神様」と呼ばれた男が、自らが運転する車で海に転落し溺死した。44歳という若さだった。彼には巨額の横領の疑いがあったが、果たしてこれは彼一人の悪事だったのか………? 職員の不可解な死をきっかけに、営業ノルマというJAの構造上の問題と、「金」をめぐる人間模様をえぐりだした、衝撃のノンフィクション。 ( Amazon.com より引用) 作品情報 『対馬の海に沈む』 著者:窪田新之助 発行年月日:2024年12月10日 出版社:集英社