【文庫本】W.ブルース・キャメロン(2012)『野良犬トビーの愛すべき転生』(青木多香子訳)新潮社
※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。
作品情報
著者:W.ブルース・キャメロン訳者:青木多香子
発行年月日:2012年7月1日
出版社:新潮社
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感想
★★☆☆☆図書館本
映画『僕のワンダフル・ライフ』の原作小説。
少し前にBSで放送された映画版が良かったので原作も読んでみようと楽しみにしていたのですが……
翻訳ひどすぎやしませんか( ̄▽ ̄)
全体的に直訳調で文章が読みづらいのなんのって。
地の文はまだしも、会話文は本当にぎごちなくて読んでいてガクッときました。
高校生の息子に向かって「ぼうや」呼びする母親なんていないだろ。
あと、老イーサンの「~じゃ」とかね。
それでも物語自体は面白かったですよ。
転生を繰り返す犬が、人生ならぬ犬生における目的を探す物語。
犬が何を思い、何をしたがっているのか……。
所詮は人間の想像でしかないのでしょうが、案外、本当に犬の方でもこんな風に考えているのかな~なんて思えたり。
表紙のワンちゃんがとにかく可愛い(*´ω`*)
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