【新書】川村裕子(2016)『装いの王朝文化』KADOKAWA
※当ブログの記事は全てネタバレ前提で書いていますのでご注意ください。 作品情報 著者:川村裕子 発行年月日:2016年7月25日 出版社:KADOKAWA 王朝の人々は、TPOにあわせて変幻自在に衣服を使い分けていた。またそれは、『源氏物語』や『蜻蛉日記』などの作品のなかで、着用している様子が描かれるだけではなく、他人に贈ったり、わが子のために裁縫したりと、様々な場面を演出する記号として描かれてきた。そんな装束の記号性を頼りに古典作品を読み解き、新たな解釈を提示。古典の読み解きの楽しさを味わう。 ( Amazon.com より引用)